
今日でも「帯の龍村」として知られるように初代龍村平藏は帯の意匠に新境地を拓いた人物です。
古代裂や名物裂など伝統的な織物を研究して復元の第一人者となりました。
若くして西陣にも並ぶところのない織物の発明家となり、芸術としての織物の地位を確立したのです。
「現代染織界の天才」「美術織物の巨匠」と賛美を受けた龍村美術織物の世界をご堪能下さいませ。



756年、東大寺の大仏に献納したのを始めとして、多くは聖武天皇の遺愛品を中心とした古代裂で、経錦・緯錦・綾など中国の漢・唐時代のものも多く含まれます。



中国から日本に舶載された染織品で中国では宗・元・明・清に織られたもの。
日本の室町から江戸時代にかけてもたらされた一連の裂類で茶道の世界で珍重されました。西方のインド・ペルシャや東南アジアの裂類も含まれ、そのなかには、金襴・緞子・綾・ビロード・間道・印金・更紗などがあります。



