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久保田一竹・中村勇二郎・平良敏子 - 和服・着物の逸品 - きもの銀座やまと屋

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きものギャラリー

牛首紬とは、霊峰白山の麓、白峰村で古くから織られてきた織物。
冬期は雪に閉ざされる厳しい環境の中で、山村特有の文化に育まれながら受け継がれてきました。


特集 牛首紬物語

作品紹介

柔らかな着心地、釘抜きの名が残る強い織物は、極限の手仕事から生まれる。


白山の麓で、牛首紬とよばれる独特の紬が織られている。糸に空気を含ませる独自な糸の処理で綸糸のような柔らかな着心地でありながら釘ぬき紬の別名が残るほどに強い織物である。 高橋治 著『紺青の鈴』より


白山麓

自然が育んだ手織
霊峰・白山麓の白峰村は紬の里。深い渓谷に抱かれるようにひっそりとあります。
春の訪れは、喜びの季節。短い夏の後の錦秋は、山々が紅に燃える一番美しい季節です。
冬の静寂も味わい深いもの。この里で織り上げたのが牛首紬です。

白山麓の高山植物 かれんな一輪の花が季節の訪れを告げるかのようです。


里の技

手から手へ 里人の心の紡ぐ
かつて白峰村の半分は手取川に飲み込まれ、多くの里人が散り々になりました。この里に代々受け継がれた手織りの業が一時は途絶えてしまいました。
牛首紬は、そんな中、細々と折り告がれた手織りの技を見直そうと村人の努力によって再び生まれた紬の最高峰です。

白峰村の民族資料館。ダム建設で水没する前は、のどかな自然に
囲まれた静かな村でした。


伝統

村の誇りでもある牛首紬……。
その魅力をいっそういかすのが京都の染めの技術です。
ときに優しく、ときにきりりと、染めによってさまざまな表情をもつ、牛首紬のきもの。
そして帯のかずかずは、新しい時代のおしゃれな装いとして多くのファンを持つようになりました。

牛首紬は、心の通うきもの。それは村人たちが誇りと自信をもって創作するからです。