
古くは奈良時代以前から養蚕が営まれ、人々が布を織りつづけてきた奄美大島。この地で生まれ、発達してきた大島紬は、大変しなやかで着る人にぴったりと寄り添い、着崩れしにくいきものです。




撒糊、たたきの地模様が入っており、お洒落着に最適です。
泥大島と呼ばれるのは、伝統的なテーチ木泥染法で染色した高級な紬。数十回、繰り返して染めるうち、テーチ木のタンニン酸と、泥の鉄分が化合し、独特の渋い黒色を生み出します。他に、植物藍で先染した糸を使う泥藍大島、科学染料による色絣模様が特徴的な色大島、テーチ木・藍以外の草木などを使った草木染大島などがあります。
大島は先染めの絹糸を用い、手作業で絣合わせを行っています。経絣糸の本数を表わす単位をマルキと呼び、経絣糸80本が1マルキ。これが多いほど、経と緯の絣合わせが難しく、高級品となります。
続いてご紹介するのは、大島紬地に、中国人間国宝の蒋雪英(しょうせつえい)女士が刺繍を施したもの。
「組香」と呼ばれる香道の遊びのひとつ、「源氏香」に使われる図案を縫いこんだ、大変おしゃれなきものです。



中国蘇州に2500年前から受け継がれてきた打子(ダーツ)刺繍法の第一人者。最も高度な技術を必要とする両面刺繍の他30数種の技巧を駆使できる中国で唯一人の全国美術工芸大師。
代表作が上海国立博物館に永久所蔵。
中国蘇州名誉人間国宝
呉県刺繍総廠和服科創始者
江蘇省呉県人民代表団
北京国際博覧会最優秀賞受賞
1933年10月10日生まれ |
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